2010年2月25日木曜日

Google Buzzに足りないかもしれないもの

Google Buzzですが、思ったより盛り上がってないような気がします。
色々プライバシーの問題だったり、ユーザインターフェイスの問題だったりが指摘されていますが、僕が一番足りないなと思う部分は別にあります。

それはなにか。



たとえば、twitter。これには(ユーザが勝手にやり始めたことですが)Retweetというのがあります。普段は自分のフォローしている人のツイートしかタイムラインに流れてきません。しかし誰か(Aさん)が誰か(Bさん)のツイートをRetweetすると、そのBさんのツイートは僕のタイムラインにも流れてきます。僕がBさんをフォローしてなくても。

たとえば、Tumblr。Reblogという機能があります。自分のダッシュボードに流れてくるポストで気に入ったものをReblogします。するとそれは僕をフォローしている人のダッシュボードにも僕経由のポストとして流れることになります。

こうやって、自分が意図しないツイートやポストというのが自分のタイムラインのなかに流れてくるのです。

TwitterやTumblrのサービスの肝はここなのではないか。自分のしらないところで起こっていることが、ふと目に留まる。世界が広がる。異質なものに触れる。こういった体験ができます。

一方Google Buzz。あまり使い込んでないので間違っているかも知れませんが、上記のようなことは起こりません。飽くまで自分がフォローしている人が投稿したBuzzしか流れてきません。コメントではフォローしてない人のもきたりするのかもしれませんが、コメントなので、あまり目に留まらない。もしかしたらポスト自体が面白いものだったら、コメントを読み進めていって知らない誰かのコメントに面白みを感じるということが起きるのかも知れませんが、それって結構弱いと思う。

Google Buzzは今のところ発見の少ない、つまりソーシャルネットワークが広がりにくい仕組みになってしまっているようにかんじます。

0 件のコメント:

コメントを投稿