2010年6月24日木曜日

Coworkingについてのブログを始めました

このブログをはじめて最初のほうで「Coworking」というタイトルで記事を書きました。その頃から、自分としてどんなふうにCoworkingについて関わっていけるのかということを考えていたのですが、特にビルのオーナーであるわけでもないし、ということで悶々と考えておりました。

そうこうしているうちに伊藤富雄さんがWEBが神戸で「カフーツ」という日本初のCoworkingスペースを開設されたりと、国内でも徐々にCoworkingの波が盛り上がりつつあります。

しかしまだCoworkingというキーワードの認知度はとても低いもので「なにそれ」という人が大部分なのではないかと思います。とりあえず自分が出来ることは「Coworkingの認知度を上げることだな」と気づきました。

というわけでCoworkingについてのブログ「coworking-jp」をはじめました。まだ先週はじめたばかりですが、何とか毎日更新を達成しております。

そして東京でも、とうとう2010年7月からCoworkingスペースが開設されるようです。

2010年は日本のCoworking元年ということになりそうです。微力ながら盛り上げていければと思ってます。

2010年6月11日金曜日

システムだけでは何も解決しない

個別のお話ではなくて一般論として。

道具は使う人が目的を持って、そしてそれを使いこなそうという意志と努力があってはじめて機能します。

例えばスプーン。私の長男は先日1歳になったのですが、徐々に手づかみで食事をするようになってきています。彼は空腹を満たすという目的をもっていますが、スプーンという道具はまだまだ彼にとって難しいようで使いこなそうという意志は見られず、食べ物を手づかみをしてしまいます。

空腹を満たしたい、食事をしたい、という目的に対しては別に手づかみでも良いのです。おなかは満たされます。

しかし、手を汚さずに食べたいとか、熱いものは触れないのでどうにかしたい、という副次的な欲求を解決するためにはスプーンを使う必要があります。そのために彼は今後、数年間かけてスプーン、フォーク、箸などを使いこなすための訓練をしていくことになるでしょう。特に箸なんかは皆さんも経験したかと思いますが、使いこなすためにはなかなかの努力が必要なものです。僕や妻が使い方を教えたり、付き添ってみてたりということはしますが、飽くまで彼の努力によって使いこなせるようになっていきます。

ここで話は変わって企業へのシステム導入を考えてみます。